ITR Review 2018年11月号の前編(#R-218114)と2019年2月号の中編(#R-219023)において、企業ネットワークの再構築を考える際、デジタライゼーションや業務変革を推進するための「企業プラットフォームとしてのネットワーク」という視点で全体を包括するアーキテクチャを検討し、エンドユーザー/デバイスとシステムをつなぐ、ありとあらゆるネットワーク-具体的にはGAN(Global Area Network)、WAN、MAN(Metropolitan Area Network)、LAN、PAN(Personal Area Network)、BAN(Body Area Network)-を対象とする必要があると述べた。しかし、これまでIT部門の多くはLAN、MAN、WANだけを自らの守備範囲としていたが、このようなスタンスを脱しなければ、エンドユーザーやIoTなどの各種デバイスとシステムをつなぐ重要ネットワーク・インフラを構築することはできないと述べた。