1. TOP
  2. レポート・ライブラリ
  3. レガシーマイグレーションのための要件定義 - 移行コストに基づいた「維持/修正/廃棄」の判断 -


ITR Review

コンテンツ番号:
R-220124
発刊日:
2020年12月1日

レガシーマイグレーションのための要件定義

移行コストに基づいた「維持/修正/廃棄」の判断

著者名:
甲元 宏明
レガシーマイグレーションのための要件定義のロゴ画像

DXやビジネスイノベーションを推進するためにレガシーマイグレーションを推進する企業が増えているが、レガシーマイグレーションに多くの時間を費やせば、DXやイノベーションのスピードは低下する。レガシーマイグレーションを検討する際には、現行機能の「維持/修正/廃棄」の判断をユーザー部門に任せるのではなく、IT部門が移行コストを算出したうえで客観的かつ迅速に行うべきである。

レガシーマイグレーションためのアセスメント・プロセス

クラウドの長所を最大化するためのアーキテクチャ「クラウドネイティブ」は今後の企業アプリケーションにとって極めて重要である。国内企業においても、クラウドネイティブに対する認知度は上がってきており、クラウドネイティブ・アプリケーションを独自に構築する企業が増えている。

ITR Insight 2020年夏号「クラウドネイティブ・アプリケーションの価値と構築指針」(#I-320073)では、既存システムを再構築する際のアセスメント・プロセスを紹介し、どのようなケースの場合にクラウドネイティブ化し、どのような場合に非クラウドネイティブでのマイグレーションを選択すべきなのかを明らかにした。このアセスメント・プロセスは、レガシーマイグレーションのためのユーザー要件、つまり、現行システムが持つさまざまな機能に対し、「現状のまま移行」「機能修正したうえで移行」「不要なため移行対象外」といった要件の整理が終わった後に実施するものである。

ITR 著作物の引用について

ITRでは著作物の利用に関してガイドラインを設けています。 ITRの著作物を「社外利用」される場合は、一部のコンテンツを除き、事前にITRの利用許諾が必要となります。 コンテンツごとに利用条件や出典の記載方法が異なりますので、詳細および申請については『ITR著作物の引用ポリシー』をご確認ください。

TOP