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ITR Review

コンテンツ番号:
R-219103
発刊日:
2019年10月1日

社内ITサービスプロバイダーへの進化

従来型IT機能の成熟度を高める

著者名:
金谷 敏尊
社内ITサービスプロバイダーへの進化のロゴ画像

企業のデジタルシフトが進むなか、デジタルイノベーションを担う新しいIT機能の具備が求められる一方で、従来型IT機能についても一層の効率化が求められている。より高い市場競争力を備え、経営価値を創出するために、従来型IT機能を担う組織はコストセンターから脱却し、社内ITサービスプロバイダーへ向けて、より高く成熟することが期待されている。

従来型IT機能への要求

今日、企業は2つのIT機能を担う組織を備えるべきであると、ITRでは提言してきた。ひとつは、新しいIT機能である「デジタル技術によるビジネス・イネーブラー」としての役割であり、もうひとつは、従来型IT機能である「競争力の高いIT基盤を供給する社内サービスプロバイダー」としての役割である(ITR Insight 2015年秋号「成熟へ向かうIT as a Service」#I-315101)。多くの企業においてデジタライゼーションは今日の喫緊の課題であり、ビジネス・イネーブラーとしてのIT組織の役割が重要であることは論を俟たない。しかし、だからといって従来型IT機能が現状維持でよいというわけではない。企業経営に貢献する競争力の高いエンタープライズITを供給し続けるために、従来型IT機能を担う組織は、その成熟度を高める不断の努力が求められる。

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