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ITR Review

コンテンツ番号:
R-225041
発刊日:
2025年4月1日

競争優位をもたらす経営資源

業績別/業種別に見る意識の違い

著者名:
金谷 敏尊
競争優位をもたらす経営資源のロゴ画像

企業が持続的な成長を遂げ、競争市場において優位性を確立するには、他社に容易に模倣されない独自の強みを築くことが不可欠である。時代の変遷とともに活用すべき経営資源が移り変わるなか、適切にその変化を捉えて適応し、自社の競争優位性を築くことが求められる。

拡張する経営資源のスコープ

企業の活用する経営資源は、時代とともに緩やかにそのスコープを拡張してきた。今日の企業の競争優位の源泉は、有形資産(設備資産、土地・建物、製品・原材料など)と無形資産(ブランド、組織カルチャー、情報・データなど) の組み合わせによって形成される。そして、その方向性は、変化への柔軟性が高く、より仮想的な資源(=無形資産)であるデジタル資産に向かっている(ITR Review『変遷する競争力の源泉』R-224101)。特に近年は、デジタル技術の進展に伴い、データとAIの活用が企業の競争力を左右する重要な要因となっている。

では、実際に企業が競争優位の源泉と考えている経営資源は何だろうか。また、それらは業績や業種とどのような相関関係がみられるだろうか。本稿では、上記のITR Reviewレポートの続編として、企業のエグゼクティブ(経営者、取締役・執行役員)を対象に行った調査結果に基づいて考察する。

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