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プレスリリース

2022年度のDWH用DBMS市場は前年度比29.0%増を予測
SaaS型DWH用DBMS市場のCAGR(2021~2026年度)は26.2%と高く、2026年度には700億円に迫る見込み
ITRがDWH用DBMS市場規模推移および予測を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、国内のDWH用DBMS(データウェアハウス用データベース管理システム)市場規模推移および予測を発表します。

DWH用DBMS市場の2021年度の売上金額は228億7,000万円、前年度比30.7%増と高い伸びとなりました。2022年度も同29.0%増と引き続き約3割の伸びが予想されます。従来の基幹業務データに加え、WebマーケティングやIoT関連システムのデータも格納するようになったことで、DWHに蓄積されるデータ量が増大し多様化していることが市場拡大の背景にあります。

本市場を提供形態別に分類して見ると、2021年度のSaaS市場の売上金額は215億円、前年度比32.7%増と高い伸びとなりました。クラウド上でのデータ活用が進むなかで、DWH用DBMSの処理についても、拡張性やデータ・マネジメント機能の豊富さからSaaSを利用する企業が増加しています。CAGR(2021~2026年度)では、パッケージ市場はマイナス4.3%と市場が縮小するのに対し、SaaS市場は26.2%と高く、2026年度には700億円規模に迫ると予測しています。

図.DWH用DBMS市場規模推移および予測:提供形態別(2020~2026年度予測)
図.DWH用DBMS市場規模推移および予測:提供形態別(2020~2026年度予測)

ITRのリサーチ・フェローである平井 明夫は、「DWH用DBMSは、従来の用途であるDWHに加えて、ビッグデータの活用に不可欠なデータレイクの構築にも拡大していることから、今後も高い成長率を維持すると考えます」とコメントしています。


調査概要

今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:DBMS/BI市場2023』に詳細を掲載しています。同レポートには、RDBMS、データ分析/レポーティング、DWH用DBMS、データ・マネジメント、レプリケーション市場の全5分野を対象に国内全38ベンダーへの調査に基づいた2020~2021年度売上げ実績および2026年度までの売上げ予測を掲載しています。

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ITR Market View:DBMS/BI市場2023

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