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プレスリリース

2021年度のマニュアル作成支援市場は前年度比16.7%増と高い伸び、2022年度は前年度を上回る伸びを予測
ITRがマニュアル作成支援市場規模推移および予測を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、国内のマニュアル作成支援市場規模推移および予測を発表します。

マニュアル作成支援市場の2021年度の売上金額は、前年度比16.7%増と高い伸びとなりました。2022年度は同18.6%増と2021年度を上回る伸びを見込んでいます。働き方改革を背景に、業務の標準化や効率化においてマニュアル活用への需要が高まっており、同市場は着実に拡大しています。

近年、各種業務でSaaSの導入が増加しており、その利用の促進や定着化を支援する目的でもマニュアル作成支援製品・サービスの導入が進んでいます。これらのことから、同市場のCAGR(2021~2026年度)は16.8%を予測しています。

図.マニュアル作成支援市場規模推移および予測(2020~2026年度予測)
図.マニュアル作成支援市場規模推移および予測(2020~2026年度予測)

ITRのシニア・アナリストである水野慎也は、「コロナ禍においてテレワークが推進され、企業の働き方は、非対面かつ、場所・時間に制約のない『非同期型のコミュニケーション』が中心となりました。その結果、業務のルールやノウハウについて組織的な『知の集約』が行われず、正しい業務の遂行や人材育成に課題を抱えている企業が増えています。マニュアル作成支援製品・サービスは、業務ルールやノウハウを蓄積・共有し、マニュアルの作成と更新を効率化するツールです。画面のポップアップなどのUI作成や、動画マニュアルの自動生成などの機能強化も進んでおり、今後採用企業が拡大すると見られます」とコメントしています。


調査概要

今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:カスタマーサクセス市場2022』に詳細を掲載しています。同レポートには、デジタル・アダプション・プラットフォーム市場、マニュアル作成支援市場、FAQ作成管理市場、動画配信システム市場およびWeb社内報作成支援/社内情報共有市場の全5分野を対象に、国内全44ベンダーへの調査に基づいた2020~2021年度売上実績および2026年度までの売上予測を掲載しています。

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ITR Market View:カスタマーサクセス市場2022

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