1. TOP
  2. 新着情報
  3. ITRがマイクロサービスの企業採用状況と、基幹系アプリケーションへ適用し価値を得る方策を発表

プレスリリース

ITRがマイクロサービスの企業採用状況と、基幹系アプリケーションへ適用し価値を得る方策を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、DXやビジネスイノベーションに最も有効なITアーキテクチャといえるマイクロサービスに関して、大企業での採用状況と、基幹系アプリケーションへの適用によって大きな価値の享受を可能にする方策を発表します。

クラウドネイティブ・アプリケーションは、DXや新規ビジネスに極めて重要な役割を担っています。クラウドネイティブ・アプリケーションを実現する重要な手法として、ビジネスアイデアの有効性の検証とブラッシュアップを小さな単位で迅速に繰り返したり、小さな単位で先進テクノロジをアプリケーションに組み込むことができるマイクロサービス・アーキテクチャを採用する企業が増えてきています(図1)。

図.オンプレミスからクラウド移行時のマイクロサービスの検討・採用状況
図.オンプレミスからクラウド移行時のマイクロサービスの検討・採用状況

ITRでは、DXやビジネスイノベーションに最も有効なITアーキテクチャといえるマイクロサービスの価値を真に活用するため、その適用範囲を既存の基幹系アプリケーションに拡大し、その一部に適用することから開始することを推奨します。従来は、基幹系システムにおいて重要となる「データの一貫性」の担保がマイクロサービスでは困難でしたが、現在、この担保を可能にする「分散トランザクションマネージャー」というテクノロジ/製品が市場に登場しています。この分散トランザクションマネージャーを、マイクロサービスごとに分散したデータベースとアプリケーションの中間に配置することによって、サービス間のデータの一貫性の問題を解消することができます。ITRでは、このテクノロジ/製品の採用によって基幹系システムへのマイクロサービスの適用が加速すると予測しています。

ITRのプリンシパル・アナリストである甲元宏明は、「これからマイクロサービスの取り組みを開始する企業は、その価値を社内に十分周知させるために、分散トランザクションマネージャーのような先進テクノロジ/製品を活用し、基幹系アプリケーションでも大きな価値をもたらすマイクロサービス「エンタープライズ・マイクロサービス」を実現し、マイクロサービスによるアジリティの向上や運用コストの削減といった成果を短期間で示すことが重要です」と述べています。

今回の発表は、ITRのWebサイトに掲載している『ITR White Paper:エンタープライズ・マイクロサービスの価値と成功のためのアプローチ ~マイクロサービス向けトランザクションマネージャーの重要性~』(#C23040160)で詳細をご覧いただけます。

TOP