株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、拡大するサイバー攻撃から中堅・中小企業を守る次世代のエンドポイントのマルウェア対策での製品選定に関する考え方をまとめたホワイトペーパー「クライアントPC保護の新常識-中堅・中小企業にこそ求められる次世代型マルウェア対策-」を発行、ホームページで公開しています。
タイトル
ITR White Paper
クライアントPC保護の新常識
中堅・中小企業にこそ求められる次世代型マルウェア対策
(18ページ・1.0MB)
ITRホワイトペーパーの概要
近年、サイバー攻撃の標的は中堅・中小企業にまで拡大しています。セキュリティ対策が不十分となりがちなこれらの企業が狙い撃ちされ、インターネット・バンキングを悪用した不正送金など、金銭的被害につながる被害も多発しています。攻撃ではさまざまな手口が存在しますが、最も一般的な侵入口となっているのは依然として個々の従業員のクライアントPCです。また、攻撃手段としては、パターンマッチング型のアンチウイルス製品だけでは防げない、「未知のマルウェアによる攻撃」や「ソフトウェアの脆弱性をついたコード、スクリプトの実行」が増加しています(マルウェアとは、ウイルス、ワーム、スパイウェア、アドウェアなど不正かつ有害な動作を行う目的で作成されたプログラムの総称)。
本ホワイトペーパーでは、このようなセキュリティにまつわる昨今の動向を述べながら、中堅・中小企業がPCの保護を実現するうえでのポイントと、マルウェア対策製品に求められる機能などについて解説しています。製品の提供形態としては、防御力の高さや運用負荷とコストの低減、ロケーションでの制約がないことなどから、SaaS型製品がより注目されると言えます。また、機能要件としては、パターンファイル型アンチウイルスに代表される「旧世代機能」、Webフィルタリングやブラックリスト型ファイルレピュテーションなどの「現行機能」のみならず、ホスト型IPS、ホワイトリスト型ファイルレピュテーションなど将来の脅威への備えとして「次世代機能」が求められており、それらの機能をオールインワンで備える製品が有力であるとしています。
本ホワイトペーパーを活用して、ユーザー企業はセキュリティ動向を踏まえながら自社のクライアントPCの防御策を評価・構想されることを推奨します。

目次
第1章 エグゼクティブ・サマリ第2章 中堅・中小企業を取り巻くセキュリティ脅威
- 国内企業の情報セキュリティ投資の実情
- 中堅以下の企業にも降りかかるセキュリティ・インシデント
- 深刻化するインターネット・バンキング不正
- 「アンチウイルスだけでは防げない」と言われる理由
- 求められる次世代型の防御技術
- 海外のガイドラインが示すクライアントPC防御の重要性
- SaaS型マルウェア対策製品とは
- SaaS型マルウェア対策製品の価値
- 次世代型マルウェア対策製品の機能要件
- 中堅・中小企業に適したSaaS型製品とは
ご提供方法
本日よりITRのホームページより無償でダウンロードいただけます。