ITR Market View:情報漏洩対策市場2021

本レポートには、エンドポイント暗号化、IRM(Information Rights Management)、メール誤送信防止、データベース監査・保護、コンピュータ・フォレンジック、ネットワーク・フォレンジック、統合ログ管理、SIEM(Security Information and Event Management)、NDR(Network Detection and Response)/UEBA(User and Entity Behavior Analytics)、画面操作監視の全10分野を対象に、国内56ベンダーへの調査に基づいた2018~2019年度売上げ実績および2024年度までの売上げ予測を掲載しています。

  • IRM市場:情報漏洩対策としてのニーズが高まり、2019年度、2020年度にかけて順調に推移
  • コンピュータ・フォレンジック市場:2019年度は前年度比46.5%増、2020年度は同10.8%増の見込み。インシデント対応に不可欠であり、その発生状況や件数により急拡大の可能性
  • SIEM市場:IT運用やSOC支援ソリューションとしての需要拡大で、2019年度は前年度比22.6%増、2020年度は同28.6%と急成長
    ※特に記載のない場合、全て売上金額ベース

調査ハイライト

  • メール誤送信防止市場の2019年度の売上金額は37億8,000万円、前年度比18.5%増となりました。企業のクラウドシフトが加速し、クラウドメールへの移行に伴う新規案件の増加で好調に推移しました。国内では、メール誤送信防止対策として、添付ファイルを自動的にZip暗号化して送信後、別メールでパスワードを送信するPPAP(Pre send Password file After send Password)方式が一般化しています。しかし、PPAP方式では添付ファイルが暗号化されているために中身をウイルスチェックできない、同じ経路で暗号化ファイルとパスワードを送信した際の盗聴の危険性など、セキュリティ上の問題が指摘されています。そのようななか、内閣府と内閣官房において2020年11月からPPAPを廃止することが発表されました。これを受けて、添付ファイルのZip暗号化機能に加えて、添付ファイルのWebダウンロード機能を搭載したソリューションに対するニーズが高まっており、2020年度の売上金額は41億6000万円と、同10.1%増を予測しています。現在、添付ファイルのWebダウンロード機能を新機能として追加したソリューションが増えており、PPAP問題やコロナ禍によるテレワーク環境下でのセキュリティ対策としてより重要度が増していることから、CAGR(2019~2024年度)は6.9%を予測しています。

    図.メール誤送信防止市場規模推移および予測(2018~2024年度予測) 図.メール誤送信防止市場規模推移および予測(2018~2024年度予測)

    ITRのコンサルティング・フェローである藤 俊満は、「電子メールの誤送信はヒューマンエラーであるため、必ず一定頻度で発生します。しかし、電子メールは、企業ビジネスにおいて、重要なインフラの1つとなっており、いかにこの発生頻度を下げ、被害を最小限に食い止めるかが重要な課題となっています。これまで利用されてきたPPAPにはパスワードを盗み見されるリスクがあるため、誤送信対策製品・サービスは、今後、IRM(Information Rights Management)、DLP(Data Loss Prevention)機能の統合によって、送信後でもアクセス権限管理ができるようになり、セキュアな環境構築のための強力なソリューションになっていくと考えます」とコメントしています。

目 次

第1章 調査レポート概要

  1. 1-1 調査概要
  2. 1-2 市場の定義
    1. 1-2-1 対象市場
    2. 1-2-2 用語解説
    3. 1-2-3 年度解説
    4. 1-2-4 データ利用上の注意
  3. 1-3 エグゼクティブ・サマリ

第2章 エンドポイント暗号化市場動向

  1. 2-1 エンドポイント暗号化市場
    1. 2-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 2-1-2 業種別市場シェア
    3. 2-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 2-2 保守を含むエンドポイント暗号化市場
  3. 2-3 調査結果総括

第3章 IRM市場動向

  1. 3-1 IRM市場
    1. 3-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 3-1-2 業種別市場シェア
    3. 3-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 3-2 保守を含むIRM市場
  3. 3-3 調査結果総括

第4章 メール誤送信防止市場動向

  1. 4-1 メール誤送信防止市場
    1. 4-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 4-1-2 業種別市場シェア
    3. 4-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 4-2 保守を含むメール誤送信防止市場
  3. 4-3 調査結果総括

第5章 データベース監査・保護市場市場動向

  1. 5-1 データベース監査・保護市場
    1. 5-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 5-1-2 業種別市場シェア
    3. 5-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 5-2 保守を含むデータベース監査・保護市場
  3. 5-3 調査結果総括

第6章 コンピュータ・フォレンジック市場動向

  1. 6-1 コンピュータ・フォレンジック市場
    1. 6-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 6-1-2 業種別市場シェア
    3. 6-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 6-2 調査結果総括

第7章 ネットワーク・フォレンジック市場動向

  1. 7-1 ネットワーク・フォレンジック市場
    1. 7-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 7-1-2 業種別市場シェア
    3. 7-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 7-2 保守を含むネットワーク・フォレンジック市場
  3. 7-3 調査結果総括

第8章 統合ログ管理・分析市場動向

  1. 8-1 統合ログ管理・分析市場
    1. 8-1-1 市場規模およびベンダーシェア
  2. 8-2 統合ログ管理市場
    1. 8-2-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 8-2-2 業種別市場シェア
    3. 8-2-3 従業員規模別市場シェア
    4. 8-2-4 保守を含む統合ログ管理市場
    5. 8-2-5 調査結果総括
  3. 8-3 SIEM市場
    1. 8-3-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 8-3-2 業種別市場シェア
    3. 8-3-3 従業員規模別市場シェア
    4. 8-3-4 保守を含むSIEM市場
    5. 8-3-5 調査結果総括

第9章 NDR/UEBA市場動向

  1. 9-1 NDR/UEBA市場
    1. 9-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 9-1-2 業種別市場シェア
    3. 9-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 9-2 保守を含むNDR/UEBA市場
  3. 9-3 調査結果総括

第10章 画面操作監視市場動向

  1. 10-1 画面操作監視市場
    1. 10-1-1 市場規模およびベンダーシェア
    2. 10-1-2 業種別市場シェア
    3. 10-1-3 従業員規模別市場シェア
  2. 10-2 保守を含む画面操作監視市場
  3. 10-3 調査結果総括

第11章 市場予測

  1. 11-1 市場予測の前提条件
  2. 11-2 エンドポイント暗号化市場予測(~2024年度)
  3. 11-3 IRM市場予測(~2024年度)
  4. 11-4 メール誤送信防止市場予測(~2024年度)
  5. 11-5 データベース監査・保護市場予測(~2024年度)
  6. 11-6 コンピュータ・フォレンジック市場予測 (~2024年度)
  7. 11-7 ネットワーク・フォレンジック市場予測 (~2024年度)
  8. 11-8 統合ログ管理・分析市場予測(~2024年度)
  9. 11-9 NDR/UEBA市場予測(~2024年度)
  10. 11-10 画面操作監視市場予測(~2024年度)

第12章 ベンダー・プロファイル

  1. 12-1 ベンダー・プロファイルの見方
  2. 12-2 AOSデータ株式会社
  3. 12-3 株式会社DataClasys
  4. 12-4 株式会社FRONTEO
  5. 12-5 株式会社Imperva Japan
  6. 12-6 株式会社LogStare
  7. 12-7 NIKSUN Inc.
  8. 12-8 NTTテクノクロス株式会社
  9. 12-9 Nuix Japan
  10. 12-10 RSA Security Japan合同会社
  11. 12-11 Splunk Services Japan合同会社
  12. 12-12 Sumo Logicジャパン株式会社
  13. 12-13 Winテクノロジ株式会社
  14. 12-14 アイマトリックス株式会社
  15. 12-15 株式会社アクアシステムズ
  16. 12-16 株式会社網屋
  17. 12-17 アルプス システム インテグレーション株式会社
  18. 12-18 株式会社インサイトテクノロジー
  19. 12-19 株式会社インテック
  20. 12-20 インフォサイエンス株式会社
  21. 12-21 ウィンマジック・ジャパン株式会社
  22. 12-22 株式会社エアー
  23. 12-23 エンカレッジ・テクノロジ株式会社
  24. 12-24 株式会社オーク情報システム
  25. 12-25 オープンテキスト株式会社
  26. 12-26 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
  27. 12-27 クエスト・ソフトウェア株式会社
  28. 12-28 株式会社クオリティア
  29. 12-29 シスコシステムズ合同会社
  30. 12-30 株式会社システムエグゼ
  31. 12-31 ジュニパーネットワークス株式会社
  32. 12-32 ジュピターテクノロジー株式会社
  33. 12-33 ソフォス株式会社
  34. 12-34 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
  35. 12-35 デジタルアーツ株式会社
  36. 12-36 デル・テクノロジーズ株式会社
  37. 12-37 トーテックアメニティ株式会社
  38. 12-38 日商エレクトロニクス株式会社
  39. 12-39 日本電気株式会社
  40. 12-40 日本アイ・ビー・エム株式会社
  41. 12-41 日本ウェアバレー株式会社
  42. 12-42 日本オラクル株式会社
  43. 12-43 日本プルーフポイント株式会社
  44. 12-44 日本マイクロソフト株式会社
  45. 12-45 株式会社ハンモック
  46. 12-46 株式会社日立ソリューションズ
  47. 12-47 ファイア・アイ株式会社
  48. 12-48 フォースポイント・ジャパン株式会社
  49. 12-49 フォーティネットジャパン株式会社
  50. 12-50 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
  51. 12-51 株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズ
  52. 12-52 株式会社富士通ビー・エス・シー
  53. 12-53 マイクロフォーカスエンタープライズ株式会社
  54. 12-54 マカフィー株式会社
  55. 12-55 マクニカネットワークス株式会社
  56. 12-56 三菱スペース・ソフトウエア株式会社
  57. 12-57 ラピッドセブン・ジャパン株式会社

商品概要

レポート名
ITR Market View:情報漏洩対策市場2021
発行年月
2021年5月
調査時期
2020年11月~2021年2月
提供方法
ダウンロード/PDFファイル(A4サイズ)
ページ数
385ページ
販売価格
272,800円(税込)
調査対象分野
  • エンドポイント暗号化/対象ベンダー数8社
  • IRM/5社
  • メール誤送信防止/11社
  • データベース監査・保護/7社
  • コンピュータ・フォレンジック/4社
  • ネットワーク・フォレンジック/6社
  • 統合ログ管理/5社
  • SIEM/12社
  • NDR/UEBA/10社
  • 画面操作監視/5社
掲載データ
  • 市場規模実績(2018~2019年度)および予測(2020~2024年度)
  • マーケットシェア(2018~2020年度予測):ベンダー別、業種別、従業員規模別、保守を含む市場*(*対象市場のみ)
  • 市場分析
  • ベンダー各社(56社)のプロファイル:【調査項目】製品・サービス別売上金額/製品・サービス別売上比率(チャネル別、業種別、従業員規模別)/戦略/主要ユーザー企業 など、詳細データ
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