Copilot+ PCとは、AIアシスタントであるCopilotの実行に適したWindows PCを指し、Microsoft社が承認したCPUあるいはSoC(System on a Chip)で、かつ40TOPS(毎秒40兆回の演算)以上の推論処理を行えるNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)の搭載と、16GB以上のRAM、256GB以上のストレージ(SSD)の搭載要件を満たすものとなる。2024年5月にMicrosoft社がCopilot PCの要件を発表した時点では、Qualcomm社の最新SoCであるSnapdragon X Plus/Eliteを搭載したArmベースのWindows 11 PCが対象であったが、2024年後半には、AMD社のRyzen AI 300およびIntel社のLunar Lakeを搭載したCopilot+ PCの登場が見込まれている。