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ITR Review

コンテンツ番号:
R-222092
発刊日:
2022年9月1日

レプリケーション市場の最新動向

ロジカル・レプリケーション方式により利用分野が拡大

著者名:
平井 明夫
レプリケーション市場の最新動向のロゴ画像

データベース・レプリケーションは、ロジカル・レプリケーション方式を採用することで、異なる製品やバージョン間でのデータ連携が容易になり、現在、レプリケーションの利用分野が拡大している。本稿では、データベース・レプリケーション方式の主流となったロジカル・レプリケーションの特徴と、新たな利用分野について解説する。

市場規模推移および予測

ITRの調査では、レプリケーション市場の2020年度の売上金額は30億円、前年度比23.5%増と高い伸びを示しており、2021年度以降も同10%前後の堅調な伸びを見込んでいる(図1)。2025年度は48億5,000万円に拡大すると予測している。

図1.レプリケーション市場規模推移および予測(2019~2025年度・売上金額)

図1.レプリケーション市場規模推移および予測(2019~2025年度・売上金額)
出典:ITR『ITR Market View:DBMS/BI市場2022』

同市場の主要な製品が、近年、異なる製品やバージョン間でのレプリケーションを可能にするロジカル・レプリケーション(論理レプリケーション)方式を採用するようになった。これにより、以前はディザスタ・リカバリなど可用性の確保に限定されていたレプリケーション製品の利用範囲が大きく拡大し、市場の好調な伸びにつながっている。

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