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ITR Review

コンテンツ番号:
R-222084
発刊日:
2022年8月1日

業務自動化の現状と展望

自動化テクノロジのトレンド

著者名:
舘野 真人
業務自動化の現状と展望のロゴ画像

経営課題としてDXが認識されるなか、「業務自動化」を重視する企業が増加している。しかしながら、自動化の実現手段は多様であり、何を選択すべきという判断が難しい。本稿では業務自動化における現状と課題を明らかにしつつ、自動化テクノロジの最新動向を紹介する。

DXテーマとして優先度が高い「業務自動化」

DXの必要性が叫ばれるようになって久しいが、その実現に向けて「業務の自動化」は極めて重要な施策として認知されている。ITRが毎年実施している『IT投資動向調査』では、DXに関わる16の施策テーマを取り上げ、それぞれの実施状況を定点観測しているが、「業務の自動化」に取り組んでいる企業は、最新の2021年の調査結果で33%に達し、前年の調査結果から9ポイント上昇した。コロナ禍の長期化に伴う物理的な移動や対面機会の減少、ペーパーレス化の進展によるデータ量の増大、慢性的な人員不足などが背景にあると見られる。

ビジネスのデジタル化が進めば、当然ながら企業が処理すべきデータ量は増加し、その処理や加工に要する工数も指数関数的に増加することになる。自動化のニーズは、今後も継続的に高まると考えられる。

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