この分野には数多くのツールが市場に投入されているが、大きく3つのカテゴリに分類できる(図1)。1つ目の「コード自動生成ツール」は、アプリケーションの設計や定義を行い、JavaやC#などの汎用プログラム言語のソースコードを自動生成するものである。プログラムの実行は、生成するプログラム言語の標準的な実行環境を利用するため、独自ランタイム環境は不要である。2つ目の「RIAツール」は、Rich Internet Applicationと呼ばれる、Webブラウザの標準機能では実現困難な高度なユーザー・インタフェースを表現できる専用プラグインを利用し、ユーザー・インタフェースとプログラムロジックを自動生成する。3つ目の「メソドロジ一体化ツール」とは、独自のメソドロジ(開発方法論)に基づいてアプリケーションの基本設計を行い、汎用プログラム言語のソースや独自実行プログラムを生成するものである。