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ITR Review

コンテンツ番号:
R-219074
発刊日:
2019年7月1日

セルフサービスBIツールの最新動向

全社展開に向けて考慮すべき課題と解決策

著者名:
平井 明夫
セルフサービスBIツールの最新動向のロゴ画像

部門レベルでのセルフサービスBIツールの導入が完了した企業では、次のステップとして全社展開を目指した検討が始まっているが、より広範囲な展開に際して障害となるさまざまな課題が浮かび上がってきている。本稿では、セルフサービスBIツールの全社展開に向けて考慮すべき課題とその解決策を紹介する。

セルフサービスBIツールの特徴と課題

セルフサービスBIツールは、既存のBIツールでは実現できなかった以下の3つの機能を補完するものとして登場し、多くの企業に導入された(ITR Review 2018年4月号「セルフサービスBIの特徴と導入における課題」# R-218043)。

  1. 非定型データの分析を行う:定型レポート主体の既存BIツールでは提供されていない分析軸、計算値、表現形式、入手できない種類のソースデータ(分析の基となる生データ)を提供する
  2. IT部門の支援を受けることなく分析を行う:新たな分析軸、計算値、表現形式の作成、あるいは新たな種類のソースデータの入手をユーザーが自分自身(セルフサービス)で行う
  3. データ分析の専門家ではない一般のビジネスユーザーが分析を行う:高度な分析機能が不足している汎用的なBIツールと高度なデータ分析知識が前提となる専門家向けツールのギャップを埋める

しかし、今後このようなセルフサービスBIツールを全社に広く展開させるには、IT部門側とエンドユーザー側の双方で解決すべき課題がある。

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