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ITR Review

コンテンツ番号:
R-219012
発刊日:
2019年1月1日

企業間格差が広がるデータ活用レベル

データ活用の高度化に向けた4つのステップ

著者名:
平井 明夫
企業間格差が広がるデータ活用レベルのロゴ画像

一部の先進企業においては、ビッグデータ分析、AI技術の導入といった高度なデータ活用が実現されている一方、多くの企業では定型レポートの作成といった低いレベルでのデータ活用にとどまっており、活用レベルの企業間格差が拡大している。本稿ではデータ活用の高度化を阻む課題と、それを克服して高度化に向かうための4つのステップを解説する。

ばらつきが見られるデータ活用の実施状況

ITRでは2018年4月、従業員1,000人以上の国内企業を対象に、データ活用とAIに関する意識調査を行った(有効回答:270件)。その中で、企業におけるデータ活用・分析の実施状況について回答を得たところ、30%の企業が特に行っていないか担当者が個別にPC上で分析を行っている一方で、25%の企業ではマイニングや統計による探索型のデータ分析や、機械学習・AI技術を活用して推論や予測を行うレベルに到達しているという状況であることがわかった(図1)。

図1.企業におけるデータ活用・分析の実施状況

図1.企業におけるデータ活用・分析の実施状況
出典:ITR(2018年4月調査)

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