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ITR Review

コンテンツ番号:
R-218031
発刊日:
2018年3月1日

変革へ向けたステップ論

IT部門のチェンジマネジメント

著者名:
金谷 敏尊
変革へ向けたステップ論のロゴ画像

技術トレンドの趨勢や経営環境の変化により、今日の企業は、ビジネス、業務プロセス、ITのあらゆる観点での不断の変革が避けては通れない。成功確度を高めるためには、強力なリーダーシップの下、適切なステップを踏み、計画的に変革を推進することが求められている。

計画的な変革とは

デジタル技術の普及や新ビジネスモデルの台頭から、国内企業は変革の波にさらされている。これに伴い経営企画部門や事業部門が主導し、社内の組織や業務プロセスの変革を推進する例が多く見られるようになってきた。IT部門においても、基幹システムの更改や自動化技術の導入により、既存の業務プロセスをダイナミックに改善することが求められており、イニシアチブをとって変革を推し進めることが期待されている。伝統的なビジネス手法をそのまま踏襲すれば経営が成り立つ時代は過ぎ去った。現在は、不断の変革を行わなければならない時代であることを再認識したい。

このように社内で変革を推進するうえで課題となるのが、その進め方である。変革の目的やゴールについては、アイデアも出やすく、すでに議論がなされていることも多い。一方で、変革を何から着手すべきか、どのように推進すべきか、といった進め方については、十分なイメージができずに計画立案が滞る例が少なくない。特にIT部門においては、例えば業務フローのあるべき姿(To Be)を描くことはできるが、そこへ行き着くために、誰に対してどのようなアクションをとればよいかが明確になっていないというプロジェクトも多いだろう。これでは内容が良くとも道半ばで頓挫したり、関係者の反対にあって失速したりすることとなりやすい。

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