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ITR Review

コンテンツ番号:
R-218025
発刊日:
2018年2月1日

エンドポイントセキュリティ強化のアプローチ

サイバーセキュリティ経営ガイドラインの改定に伴う検知力の強化

著者名:
大杉 豊
エンドポイントセキュリティ強化のアプローチのロゴ画像

2017年11月にサイバーセキュリティ経営ガイドラインが改訂され、「リスク対応としての防御・検知・分析の実施」と「復旧体制の整備」が新たに追記された。昨今巧妙化しつつあるサイバー攻撃に対し、エンドポイントへの対策が不十分であることがその理由の1つだ。本稿では、改定内容を紐解きつつ、エンドポイントへのセキュリティ対策として注目を集めている、EDR(Endpoint Detection and Response)について考察する。

サイバーセキュリティ経営ガイドラインの改定について

2017年11月16日に経済産業省は「サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer.2」を発表した。前バージョンから、経営者が情報セキュリティ責任者に指示すべき重要10項目の一部が改訂されており、「リスク対応策(防御・検知・分析)の実施」と「復旧体制の整備」が新規に追加され、「緊急時の対応体制の整備」と「サプライチェーンセキュリティ対策の実施」が再編されている(図1)。

図1.サイバーセキュリティ経営ガイドラインの改定内容

図1.サイバーセキュリティ経営ガイドラインの改定内容
出典:経済産業省「サイバーセキュリティ経営ガイドラインの改訂のポイント」を基にITRが作成

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