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ITR Review

コンテンツ番号:
R-215101
発刊日:
2015年10月1日

デジタルビジネスの分類

ビジネスモデルによるパターン分析

著者名:
内山 悟志
デジタルビジネスの分類のロゴ画像

インターネットやデジタル化技術を活用した新規のビジネスモデルが数多く台頭しており、デジタルビジネスに商機を見出そうとする動きが活発化している。本稿では、昨今注目されるデジタルビジネスをビジネスモデルのパターンから分類し、新規ビジネスやサービスの創出のヒントを提示する。

デジタルビジネスへの注目の高まり

デジタルビジネスとは、デジタルデータによって、人、モノ、コトをつなぐことで新たな価値を提供する事業形態を指している。デジタルデバイスの主流が、PCからスマートデバイスへと移り、IoT技術により機器などのモノがインターネットに接続されることで、これまで扱えていなかったさまざまなモノ・コトをデジタルデータに変換して表現・伝達することが可能となっており、それによって新しいビジネスが生まれている。大量消費の時代が終焉し、「モノ」そのものに価値を見出してきた時代から、モノの先にある「コト」へと価値が移り変わり、さらに「コト」に対する「共感」が重視される時代へと消費トレンドが進化してきていることもその背景となっている。

企業は、これまでのように「製品」や「役務」という形で価値を提供していたことに加えて、「データ」や「つながり」あるいは、それらによって得られる「体験」を価値として提供するビジネスを模索している。

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