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ITR Review

コンテンツ番号:
R-215031
発刊日:
2015年3月1日

ビジネス・イネーブラとしてのIT組織

企業に求められる新たな機能と役割

著者名:
金谷 敏尊
ビジネス・イネーブラとしてのIT組織のロゴ画像

デジタル技術が市場に浸透するにつれ、多くの企業において、ビジネス革新に直結する新たなIT組織のあり方が模索され始めている。未来のビジネス競争優位に向けて、いかなるIT機能が必要なのか、また、それを具現化するためにどのような組織づくりや環境整備が必要なのかを考察する。

コモディティ化するIT

デジタル技術が今後の企業経営や事業活動に多大な影響を及ぼすであろうことは、論を俟たない。これまでITは専門的な領域として扱われることが少なくなかった(例えば、システム・エンジニアは「壁の向こうで未知の言語で話す人々」と見られてきた)が、デジタル化の波は今やあらゆる産業分野に及んでおり、いまやITはコモディティとして見なされつつある。識字率の向上が高度な文明化をもたらしたように、一般消費者レベルでのITリテラシの底上げが、未来のビジネス社会の基盤をなす。そうした未来を予感させる象徴的なコメントが、多方面の有識者から発せられている。

  • 「全ての会社はデジタルカンパニーに生まれ変わる必要がある」(ジョン・チェンバース シスコシステムズ会長兼CEO)
  • 「今後20年で米国の雇用の47%がコンピュータやロボットで代替される」(マイケル・オズボーン准教授 英オックスフォード大学)
  • 「未来はアルゴリズムとそのクリエイターのもの」(クリストファー・スタイナー ジャーナリスト)
  • 「英語の次はJavaの公用語化だ」(三木谷浩史 楽天 代表取締役会長兼社長)

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