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ITR Review

コンテンツ番号:
R-214074
発刊日:
2014年7月1日

オープンソース再考(前編)

オープンソース戦略の重要性

著者名:
甲元 宏明
オープンソース再考(前編)のロゴ画像

いまやオープンソースはIT業界にとって極めて重要な中核テクノロジとなっており、先進IT企業や欧米ユーザー企業は戦略的に上手く活用している。しかし、国内ユーザー企業はオープンソースの活用に消極的でその活用はサーバOSおよび一部のミドルウェアにとどまっている。国内ユーザー企業のIT部門はオープンソースを自社の重要な戦略に組み込むべきかどうかの検討を早急に開始するべきである。

先進テクノロジの中核であるオープンソース・ソフトウェア

クラウド・コンピューティング、ソーシャル、ビッグデータなど近年の先進的ITテクノロジにはオープンソース・ソフトウェア(以降オープンソースと略す)が中核技術としてふんだんに活用されている。しかし、国内ユーザー企業のITシステムにおいてオープンソースをフル活用した事例は極めて少ない。この差はなぜ発生するのであろうか。オープンソースに価値がないのであれば、多くの先進的ITベンダーがこぞって採用するはずがない。国内ユーザー企業のIT部門は、いま一度、企業ITにおけるオープンソースの価値を再考し、その活用戦略をきちんと検討すべきではないだろうか。

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