1. TOP
  2. レポート・ライブラリ
  3. IT投資管理の成熟度を向上させる - 「Val IT」で現状とあるべき姿を知る -


ITR Review

コンテンツ番号:
R-213035
発刊日:
2013年3月1日

IT投資管理の成熟度を向上させる

「Val IT」で現状とあるべき姿を知る

著者名:
広川 智理
IT投資管理の成熟度を向上させるのロゴ画像

ITが経営に貢献できていないと自覚している企業は少なくない。その原因は複数考えられるが、IT投資の意思決定に経営者が十分に関与していないこと、効果に対する説明責任者が明確になっていないことなどがあげられる。このことに問題意識を持つ企業にとって有効な施策が「Val IT」に凝縮されている。本稿ではその概要と活用について論じる。

経営に貢献しないIT

企業では毎年多額のIT予算が確保され、その約3分の1が新規投資に割り当てられているが、経営者を満足させられる効果を十分に得られていないのが実情ではないだろうか。また残り3分の2の予算は既存システムの保守や運用に配分されているが、それらのシステムの経営への貢献度は明確には表し難い。JUAS(日本情報システム・ユーザー協会)の調査でも、経営者がITに期待する「ビジネスプロセスの変革」「ビジネスモデルの変革」という2つの視点とも「経営の期待に応えられている」と回答した企業は、それぞれ4.6%、1.6%と皆無に近い状況にある(ITR Insight 2013年冬号「求められるIT投資ポートフォリオ管理」#I-313012)。

ITR 著作物の引用について

ITRでは著作物の利用に関してガイドラインを設けています。 ITRの著作物を「社外利用」される場合は、一部のコンテンツを除き、事前にITRの利用許諾が必要となります。 コンテンツごとに利用条件や出典の記載方法が異なりますので、詳細および申請については『ITR著作物の引用ポリシー』をご確認ください。

TOP