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ITR Review

コンテンツ番号:
R-224114
発刊日:
2024年11月6日

SDLMとは何か

ソフトウェア開発ライフサイクル管理の重要性

著者名:
甲元 宏明
SDLMとは何かのロゴ画像

SDLM(Software Development Life-cycle Management)は、まだ認知度の低いソフトウェア・カテゴリであるが、アプリケーション開発ライフサイクル全体を包括的に管理・支援することができる、今後有望なツールである。プロジェクト管理者からテスト担当者まで全ての開発プロジェクト関係者が利用でき、アプリケーションの機能/品質の向上とメンバーのモチベーション/スキルの向上が期待できる。

SDLMの定義とALMとの違い

アプリケーション開発の内製化に取り組む国内企業の増加に伴い、SDLMに対する注目度が増している。アプリケーションのライフサイクル管理に関しては、以前からALM(Application Life-cycle Management)が存在するが、このツールは登場当初は主にアプリケーションの導入/利用/廃棄の管理を行うものであった。ALMはその後、アプリケーションの企画/開発/運用保守を含む、アプリケーション開発プロジェクト全体の管理を行うツールに発展している。

このようにALMは非常に広い範囲をカバーするのに対して、SDLMはアプリケーション開発プロセスに特化したツールである。つまり、アプリケーション開発において要件定義/基本設計/詳細設計/実装/テスト/リリースのサイクルを包括的に管理する。

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