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ITR Review

コンテンツ番号:
R-219064
発刊日:
2019年6月1日

SOC事業者の選定ポイント

適切なセキュリティアウトソーシングに向けて

著者名:
藤 俊満
SOC事業者の選定ポイントのロゴ画像

SOC(Security Operation Center)の市場規模が急拡大してきている。しかし、サービスメニューや価格表は事業者によってさまざま異なり、サービスを受けようとする企業を困惑させている。さらに、品質面や採算面からすでに一部の事業者で縮小・撤退の兆候が現れている。企業は、SOC事業者を適切に選定し、アウトソースを成功させることが非常に重要な課題となっている。

情報セキュリティのアウトソーシング化

情報セキュリティインシデントを取り扱うエンジニアは、官民共同で育成を図っているものの、総務省の報告では約16万人不足(2018年度)しており、2020年度にかけて不足数が増加するとしている。情報セキュリティ分野で要求される知識・スキルは専門的であり、簡単に育成できるものではない。特に一般企業では、自社の業務内容と大きく異なることから、自社で育成することが難しい。したがって、専門スキルを育成しやすい情報セキュリティサービス提供企業を頼ることが現実解となる。そのような背景から、サイバー・セキュリティサービスの利用が増加したことで、市場は大きく拡大してきている(図1)。

図1.サイバー・セキュリティサービス市場規模推移および予測:サービス分類別(2016〜2022年度・売上金額)

図1.サイバー・セキュリティサービス市場規模推移および予測:サービス分類別(2016〜2022年度・売上金額)
出典:ITR「【特別付録】ITR Market View:サイバー・セキュリティサービス市場動向2018」

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