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ITR Insight

コンテンツ番号:
I-325031
発刊日:
2025年3月26日

人材管理システムの活用状況と今後の方向性

著者名:
平井 明夫
人材管理システムの活用状況と今後の方向性のロゴ画像
人材管理システムはどのように活用されているのか
今後人材管理システムはどのように発展するのか
人材管理はどのようなステップで高度化させるべきか

人材管理システムは人的資本経営のIT基盤として重要性が増しており、すでに多くの企業が導入しているが、その活用状況はどのようなものだろうか。本稿では、ITRが実施した調査結果から人材管理システムの実態を分析するとともに、今後の方向性と人材管理の高度化ステップについて考察する。

1.人材管理システムの活用実態

1-1. 人材管理システムの導入状況と利用年数

ITRは、企業における人材管理システムの活用実態を明らかにする目的で、2024年6月に、人材管理の企画・運営に関与している人を対象に調査を行った。まずは、同調査結果から人材管理システムの導入状況を企業規模(従業員数)別の結果も合わせて見てみよう(図1)。

図1.企業における人材管理システムの導入状況:従業員規模別

図1.企業における人材管理システムの導入状況:従業員規模別
出典:ITR 『人材管理システムの活用実態調査』(2024年6月調査)

全体では、4割以上(46%)の企業がすでに導入済みとし、導入が決定している企業(18%)を加えると6割超に上った。また、導入を検討中の企業が23%を占めることから、企業における導入はさらに進むとみられる。従業員規模別では、1,000人を境にその上下で大きな違いがみられる。5,000人以上の企業と1,000~5,000人未満の企業では導入済みと回答した企業が半数に達したのに対して、100~1,000人未満の企業では35%にとどまり、導入が遅れている傾向がみられた。また、100~1,000人未満の企業では、導入を検討していない企業が約2割にも上った。

次に、人材管理システムを「すでに導入済み」の企業を対象に、その利用年数(導入してから経過した利用年数)を確認したところ、全体の約半数(52%)が5年以上であることがわかった(図2)。

図2.人材管理システムの利用年数:従業員規模別

図2.人材管理システムの利用年数:従業員規模別
出典:ITR 『人材管理システムの活用実態調査』(2024年6月調査)

従業員規模別の各セグメントでの最多の回答を見ると、5,000人以上の企業では長期の「10年以上」、1,000~5,000人未満の企業では「5~10年未満」、100~1,000人未満の企業では「3~5年未満」となり、企業規模が大きいほど利用期間が長い傾向が示された。

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