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プレスリリース

高度化・巧妙化するサイバー攻撃の予兆の把握と対策のため、2021年度のスレットインテリジェンスサービス市場は前年度比38.6%増と拡大
ITRがスレットインテリジェンスサービス市場規模推移および予測を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、国内のスレットインテリジェンスサービス市場規模推移および予測を発表します。

スレットインテリジェンスサービス市場の2021年度の売上金額は38億4,000万円、前年度比38.6%増となりました。高度化・巧妙化するサイバー攻撃の情報収集と分析による攻撃の予兆となる情報を素早く把握し、脅威への対策を行うため、同サービスの利用企業が増加しています。なかでも、セキュリティ意識が高く、セキュリティ対策に積極的に取り組んでいるグローバル企業の多い製造業や金融業を中心に市場が拡大しており、2022年度も同39.6%増と高い成長率を見込んでいます。また、2021年度から2026年度にかけてのCAGRは18.8%と予測しています。

図.スレットインテリジェンスサービス市場規模推移および予測(2020~2026年度予測)
図.スレットインテリジェンスサービス市場規模推移および予測(2020~2026年度予測)

ITRのコンサルティング・フェローである藤 俊満は、「ランサムウェア攻撃や標的型攻撃のような、より複雑な攻撃が登場してきたことで、広範囲な対策が必要になっているだけでなく、攻撃への対策が公表されるまで時間がかかるため、従来の脆弱性対策では防御できなくなってきています。そのため、ハッカー集団によるサイバー攻撃の動向や、未公表段階での脆弱性情報を提供するスレットインテリジェンスサービスのニーズが急拡大しています」とコメントしています。


調査概要

今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2022』に詳細を掲載しています。同レポートには、セキュリティコンサルティング・プランニングサービス、標的型攻撃メール訓練サービス、セキュリティ教育サービス、セキュリティ脆弱性診断サービス、レッドチームサービス、スレットインテリジェンスサービス、インシデントレスポンスサービス、OTセキュリティ診断・構築運用支援サービスなど、全15分野を対象に、国内41ベンダーへの調査に基づいた2020~2021年度売上げ実績および2026年度までの売上げ予測を掲載しています。

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ITR Market View:サイバー・セキュリティ・コンサルティング・サービス市場2022

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