2020年度のデジタル・アダプション・プラットフォーム市場は前年度の4倍に躍進、
市場認知度の高まりにより、2025年度には40億円市場へと拡大を予測
ITRがデジタル・アダプション・プラットフォーム市場規模推移および予測を発表

2021年10月21日
株式会社アイ・ティ・アール

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、国内のデジタル・アダプション・プラットフォーム市場規模推移および予測を発表します。

  • デジタル・アダプション・プラットフォームは、新たに活用を開始したビジネス・アプリケーションや、Webシステムなどの利用の定着を支援する製品・サービスです。ビジネス・アプリケーションやWebシステムなどの活用状況の分析や、操作上の問題点の洗い出しを行い、活用の定着を促すためのガイダンスやコンテンツの作成・配布などを行う機能が含まれます。

    今日、企業では目的や業務に応じて多数のITシステムを利用していますが、ユーザーの利用状況を改善し、生産性を向上することが課題となっています。また、ITシステムの提供側の企業、特にSaaSベンダーはユーザーへの定着化支援やサポートを手厚くし、より長く利用されるように働きかける「カスタマーサクセス」に注力しています。ユーザー視点では生産性の向上やヘルプデスク業務の削減などを、ベンダー視点では利用ユーザーやシステムの拡大、利用定着率の向上などを期待できる製品・サービスとしてデジタル・アダプション・プラットフォームが注目されています。

    デジタル・アダプション・プラットフォーム市場の2020年度の売上金額は前年度から4倍の4億円となりました。新たに市場が形成されたばかりで規模はまだ小さいものの、参入ベンダーの増加とともに急速に市場認知度が高まっており、2021年度の売上金額は同3倍に拡大すると見込んでいます。デジタル・アダプション・プラットフォーム市場のCAGR(2020~2025年度)は58.5%、2025年度の市場規模は2020年度の10倍となる40億円に達すると予測しています。

    図.デジタル・アダプション・プラットフォーム市場規模推移および予測(2019~2025年度予測) 図.デジタル・アダプション・プラットフォーム市場規模推移および予測(2019~2025年度予測)

    ITRのシニア・アナリストである水野慎也は、「デジタル・アダプション・プラットフォームは、導入済みアプリケーションの既存機能に影響を与えることなくアドオンが可能であり、ユーザーの利便性を高め、定着化を促進するツールとして注目されています。アプリケーションの導入効果を高めたいユーザー企業のほか、SaaSベンダーによるUI/UXの改善を目的とした導入も見込まれ、今後、ニーズはさらに高まることが予想されます」とコメントしています。

  • 調査概要

    今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:デジタル・アダプション市場2021』に詳細を掲載しています。同レポートには、デジタル・アダプション・プラットフォーム市場、マニュアル作成支援市場、FAQ作成管理市場、動画配信システム市場およびWeb社内報作成支援市場の全5分野を対象に、国内全35ベンダーへの調査に基づいた2019~2020年度売上実績および2025年度までの売上予測を掲載しています。


    本調査結果の概要(掲載データ)

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    ITR Market View:デジタル・アダプション市場2021

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