2019年度のAPM市場は市場認知度とニーズの高まりで前年度比22.0%増と大幅な伸び
2024年度までのCAGR(2019~2024年度)は20.2%と高い伸びを予測
ITRがAPM市場規模推移および予測を発表

2020年7月21日
株式会社アイ・ティ・アール

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、国内APM(Application performance management:アプリケーション・パフォーマンス管理)市場規模推移および予測を発表します。

  • APMは、エージェントによるレスポンスタイムの測定などの機能を有し、ITサービスのパフォーマンスの測定、管理、最適化やサーバ上で稼動するアプリケーションのパフォーマンスを監視し、性能上の問題検知や修復支援を行う製品です。

    2019年度のAPM市場は売上金額ベースで53億7,000万円、前年度比22.0%増となりました。さまざまな業務がオンライン化へ移行したことでシステムのトランザクションが大幅に増加し、複雑になっていることから、アプリケーションのパフォーマンス管理が重要な課題となってきています。近年では、SIベンダーがシステム開発段階にシステムのパフォーマンス・チェック用途としてAPMを導入するケースも拡大しています。2020年度も需要は高まると見られ、同28.1%増と前年度の伸びを上回る成長を見込んでいます。同市場のCAGR(2019~2024年度)についても20.2%の高い伸びを見込んでおり、2024年度には140億円に迫る規模に拡大すると予測しています。

    同市場を提供形態別で見ると、2019年度のパッケージ市場は同11.5%増であったのに対して、SaaS市場は同166.7%増の著しい伸びを示しました。2020年度以降もSaaSを採用する企業が増加すると見ており、2024年度にはSaaS市場がAPM市場全体の3割強を占めると予測しています。

    図.APM市場規模推移および予測:提供形態別(2018~2024年度予測) 図.APM市場規模推移および予測:提供形態別(2018~2024年度予測)

    ITRの取締役/リサーチ統括ディレクター/プリンシパル・アナリストである金谷 敏尊は、「APMは、ネットバンキングやEコマースなど、エンドツーエンドでの高いサービスレベルを要求されるシステムで活用が進みました。昨今はDXニーズの高まりにより、銀行、小売、通信以外の業種でもB2C向けシステムへの導入の機運が増しており、市場の裾野が広がる傾向にあります」とコメントしています。

  • 調査概要

    今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:運用管理市場2020」に詳細を掲載しています。レポートには、運用管理市場の全14分野を対象に、国内50ベンダーへの調査に基づいた2018~2019年度売上実績および2024年度までの売上予測を掲載しています。


    本調査結果の概要(掲載データ)

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