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プレスリリース

デジタルマーケティングを推進上の課題は「統括する人材の不在」
推進部門/チームの構成は「専門チームと外部の専門家が連携」
ITRがマーケティング管理製品・サービスのユーザー調査結果を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、マーケティング製品・サービスについてのユーザー動向について調査を行い、同調査結果の中からデジタルマーケティングを推進するうえでの課題と推進している部門/チームの構成について発表いたします。

 

  • ・デジタルマーケティング推進上の課題は「統括する人材の不在」が約2割で最多
  • ・ 推進部門/チーム はマーケティング部門、IT部門、営業部門などのメンバーから構成された社内の専門チームが約4割

■デジタルマーケティングを推進するうえでの課題

今回の調査は、従業員数50人以上のマーケティング関連製品の導入に積極的な国内企業、もしくはEコマース・サイトを運営している国内企業で、自社のそれら製品導入に関与する人を対象に調査を行いました。デジタルマーケティング推進するうえでの課題を確認したところ「会社全体のマーケティングを統合的に見る人(CMOなど)が社内にいない」が18.4%で最も高く、次いで「関係する部署間での連携がうまくできていない」が13.6%となりました(図1)。


図1.デジタルマーケティング推進上の最大の課題(単一回答)
図1.デジタルマーケティング推進上の最大の課題(単一回答)

■デジタルマーケティングを推進している部門/チームの構成

デジタルマーケティングを推進している部門/チームの構成を問うと、「マーケティング部門、IT部門、営業部門などのメンバーから構成された社内の専門部門/チームを設置し推進している」が約4割を占めました(図2)。次いで「社内専門部門/チームに外部人材(マーケティングコンサルタントやマーケティングITベンダーなど)も含めたチームで推進している」が14.2%で続いています。社内に専門チームを編成することで人材不足を補ったり、外部から専門家を招き入れたりすることにより、デジタルマーケティングを推進していることが伺えます。


図2.デジタルマーケティングを推進している部門/チームの構成(単一回答)
図2.デジタルマーケティングを推進している部門/チームの構成(単一回答)

調査手法

本調査は、従業員数50人以上マーケティング関連製品の導入に積極的な国内企業、もしくはEコマース・サイトを運営している国内企業において自社のそれらの製品・サービス導入に関与する人を対象に、インターネット回答で2,772件の有効回答を得ました。

その他、調査の詳細は、ITRが発行するユーザー調査とベンダー調査を連動した市場調査レポート「ITR Cross View:マーケティング管理市場の実態と展望2018」に詳細を掲載しています。同レポートには、統合型マーケティング支援、SFA、CMS市場を対象に、企業における導入状況や投資計画、製品・サービスの満足度、選定時の重視要素などを掲載しています。

関連レポート

ITR Cross View:マーケティング管理市場の実態と展望2018

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