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プレスリリース

ITRがワークスタイル変革を実現する社内標準PC要件策定に関するホワイトペーパー『2020年に向けた社内標準PCのあるべき姿』を発行

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内企業における、ワークスタイル変革への取り組み状況および次期標準PC要件の策定について解説したホワイトペーパー『2020年に向けた社内標準PCのあるべき姿 -ワークスタイル変革期に求められるPCの要件とは~』を発行し、ホームページで公開します。

タイトル

ITR White Paper
「2020年に向けた社内標準PCのあるべき姿
-ワークスタイル変革期に求められるPCの要件とは~」

ITRホワイトペーパーの概要

スマートデバイスの普及やデジタル化の進展、そして政府による「働き方改革」の推進を受けて、多くの企業が働き方改革やワークスタイル変革を自社の重要なIT戦略のテーマに掲げています。加えて、2020年に延長サポートの終了を迎えるWindows 7からWindows 10への移行計画において次期標準PCの要件を策定している企業は多いと想定されます。そこで、ITRでは2018年5月に従業員300人以上の国内企業でPCの選定に関与する個人(有効回答581件)を対象に、ワークスタイル変革への取り組み状況および今後の標準PCについて調査を実施しました。

まず、ワークスタイルを変革していくにあたり、どのようなオフィス環境を従業員に提供することが会社にとって重要と考えているのかを尋ねました。その結果、重要度が高いとする回答が最も多いのは、「従来の会議室よりも手軽に利用できる、小規模なミーティング用スペース」であり、約4割に上りました。また、僅差で「テレビ会議システムを導入したミーティングスペース」が35%、3位、4位に「従来の会議室とは異なる多目的スペース」「固定席ではないフリーアドレス制により、他部門ともコミュニケーションが取りやすい執務スペース」と続いており、より気軽にコミュニケーションおよびコラボレーションを実施できる環境が重視されていることが示されました。

次に、同調査では、現行の標準PCと今後の標準PCの仕様を策定する際、企業ではどのような要件をどの程度重視しているのか、「重視した」=4、「やや重視した」=3、「あまり重視しなかった」=2、「重視しなかった」=1の4段階評価で尋ねた。これら現在と今後の重視度の加重平均値の差を見ると、その差が大きかったのは、「ペン入力ができること」「スクリーンタッチ操作ができること」「タブレット形態でのプレゼンテーションのしやすさ」「耐衝撃性」「デザイン性」「バッテリーの持続時間」で、今後の標準PCの重視度が0.3ポイント以上上回りました。一方、「価格」や「パフォーマンス」「メーカーとしての評判/ブランド力」はほぼ差がなく、モバイルやコラボレーションに関係が深い機能の重視度が今後高まっていくと見られます。

図.現在/今後の標準PC選定時の主要要件の重視度とその差
図.現在/今後の標準PC選定時の主要要件の重視度とその差

ITRのシニア・アナリスト三浦竜樹は、「多くの企業にとって、働き方改革の推進やワークライフバランスの実現が、自社の重要なIT戦略のテーマとなっています。その実現のためには、従業員に対し、より気軽にコミュニケーションを実施できる環境を提供し、今後の標準PCの要件については、モバイルワークでの活用を前提としたバッテリーの持続時間やセキュリティ、スクリーンタッチ操作やペン入力などのコラボレーションに適した機能を、策定時に検討することが推奨されます」と提言しています。

目次

第1章 働き方を取り巻く環境の変化
柔軟な働き方と生産性向上への取り組みの進展
オフィス内におけるワークスタイル変革を促進する環境

第2章 重要性がより高まるセキュリティ
ワークスタイル変革推進とPCの社外持ち出し
さらに重要性が増す認証技術 Windows 7の延長サポート終了とWindows 10への移行状況
Windows 10におけるセキュリティ機能の強化

第3章 社内標準PCの策定動向
標準PCおよびタブレット端末の種別
標準PC策定時に重視した要件
業績が好調な企業が標準PC策定時に重視した項目

第4章 ワークスタイル変革期に求められるPCとは
スマートデバイス時代の新たな操作性の重要度
デザイン性が高く先進的な機能を備える魅力的なPCを支給することの価値
今後の標準PC策定に向けて重視すべき要件

提言

ご提供方法

本日よりITRのホームページより無償でダウンロードいただけます。

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