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プレスリリース

2017年度のエンドユーザー体験管理市場は30.0%増の急成長
2022年度までのCAGR(2017~2022年度)は19分野の中で最も高い21.3%を予測
ITRがエンドユーザー体験管理市場規模推移および予測を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内エンドユーザー体験管理市場規模推移および予測を発表します。

エンドユーザー体験管理製品は、エージェントによるレスポンスタイムの測定などの機能を有し、ITサービスのパフォーマンスの測定、管理、最適化を行う製品です。Webアプリケーションのレスポンス状況を監視したり、さまざまな機能の応答時間を調べたりすることにより、顧客満足度の向上や問題点の早期発見と対応を図ることができるとして、着実に認知度が高まっています。クラウド化や仮想化技術の進展により、管理側が監視すべき範囲が拡大するとともに不透明になり、管理側が対応できなくなってきたことも市場拡大を後押ししています。また、ベンダーを見ると、高成長を維持するアップダイナミクスが市場の伸びを牽引していますが、オラクルやマイクロソフトの市場参入も拡大の一要因となっています。

本市場は2017年度売上金額ベースで前年度比30.0%増の大幅な伸びとなり、今回運用管理市場として調査した19分野の中で最も高い伸びを記録しました。2018年度も同34.6%増と引き続き高成長を予想しています。同市場のCAGR(2017~2022年度)は21.3%と最も高い伸び率を見込んでおり、2022年度には市場は41億円となると予測しています。

図.エンドユーザー体験管理市場規模推移および予測
図.エンドユーザー体験管理市場規模推移および予測

ITRの取締役/リサーチ統括ディレクター/プリンシパル・アナリストである金谷 敏尊は、「Eコマースやインダストリ・ソリューションにおいて、エンドユーザー体験はビジネスの競争優位性に大きく影響します。重要なアプリケーションについては、性能監視を通じて良好なレスポンスを確保する動きが強まっていくでしょう」とコメントしています。

調査概要

今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート「ITR Market View:運用管理市場2018」に詳細を掲載しています。同レポートには、運用管理市場の全19分野を対象に、国内57ベンダーへの調査に基づいた2016~2017年度売上げ実績および2022年度までの売上げ予測を掲載しています。

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ITR Market View:運用管理市場2018

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