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ユーザー間ファイル転送市場の2020年度売上金額は2015年度から倍増
ITRがユーザー間ファイル転送市場規模推移および予測を発表

2016年9月15日
株式会社アイ・ティ・アール

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内のユーザー間ファイル転送市場規模推移および予測を発表しました。

  • ユーザー間ファイル転送市場は2015年度に前年度比19.2%増に
  • 2016年度のユーザー間ファイル転送市場は2番手以下の順位が大きく変動すると予想
  • ユーザー間ファイル転送市場は2019年度にかけてアプライアンス型の製品は2桁成長を予測
  • ユーザー間ファイル転送市場の2015年度の売上金額は約31億円、前年度比19.2%増となりました。一部機能が重複するオンラインファイル共有製品・サービスとの棲み分けができており、ほぼ全てのベンダーで伸びが見られたことことに加え、市場に影響力のある上位ベンダーが10ポイント以上伸びたことが要因となっています。

    今までは電子メールの添付ファイルや、USBメモリなどの記録媒体でデータの授受をしていましたが、ファイルサイズ、コスト、時間、セキュリティリスクなど、さまざまな制限・制約を超えたファイル受け渡し手段として、ファイル転送製品の導入が進んでいます。また、昨今ではファイル転送製品をエンジンとして利用し、その大容量対応や高速性を活かした新しいサービスが立ち上がるなど、需要を下支えするような動きも見えつつあります。これらのことから、パッケージ、アプライアンス、SaaSを合算した市場のCAGR(2015~2020年度)は15.3%を予測しており、2020年度の市場規模は2015年度のほぼ2倍になると見ています。

    その一方で、比較的容量の小さいファイルや、さほど高速性を必要としない受け渡し、またはそれほど機密性の高くないファイルの受け渡しでは、オンラインファイル共有製品の機能で実行できるため、ファイル転送専用製品としての優位性(高速性や信頼性など)を担保できない製品は、比較的低コストでの導入が可能なオンラインファイル共有製品によって淘汰される危険性を孕んでいます。


    図.ユーザー間ファイル転送市場売上金額推移および予測(提供形態別) 図.ユーザー間ファイル転送市場売上金額推移および予測(提供形態別)
  • 調査概要

    今回の発表は、ITRが発行した市場調査レポート「ITR Market View:ファイル共有・転送市場2016」に詳細を掲載しています。同レポートには、ファイル共有市場、ファイル転送市場、ファイルサーバ可視化市場の国内全40ベンダーへの調査に基づいた2014~2015年度売上げ実績および2020年度までの売上げ予測を掲載しています。


    本調査結果の概要(掲載データ)

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    ITR Market View:ファイル共有・転送市場2016

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