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プレスリリース

2014年度の売上金額は33億円、前年度比30.4%増と急速な伸び、2018年度にはSaaS市場がパッケージ市場を逆転
ITRが国内DWH用DBMS市場規模推移および予測を発表

独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内のDWH用DBMS(データウェアハウス用データベース管理システム)市場規模推移および予測を発表しました。

    DWH用DBMS市場は2014年度 30.4%増と急速な伸び、2015年度も急成長を維持 2014年度SaaS市場が前年度から4倍に急伸、パッケージ市場は同18.8%増 2018年度にはSaaS市場がパッケージ市場を上回ると予測

    国内DWH用DBMS市場の2014年度の売上金額は33億円、前年度比30.4%増と急速な伸びとなりました。ヒューレット・パッカードやAmazon Web Servicesの急成長が主な要因となっています。IoTやビッグデータへの注目度の高まりによるデータ活用環境の強化に対する投資が着実に増加していることから、2015年度も同31.5%増と引き続き大幅な伸びを予想しています。

    本市場を、パッケージとSaaSの提供形態別に分類して見ると、2013年度まではパッケージでの導入が主体でしたが、2014年度よりSaaSでの導入が拡大し、2018年度の市場規模ではSaaSがパッケージを上回ると予測しています。現在、Amazon Web Servicesの「Amazon Redshift」がSaaS市場の拡大を牽引していますが、2014年12月にはIBMが「IBM dashDB」を出荷開始し、2016年春にはマイクロソフトも「Azure SQL Data Warehouse」の出荷を予定しており、今後、SaaS市場の競争が激化していくものと予想されます。


    図.国内DWH用DBMS市場規模推移および予測:提供形態別
    図.国内DWH用DBMS市場規模推移および予測:提供形態別

    調査概要

    今回の発表は、ITRが発行した市場調査レポート「ITR Market View:DBMS/BI市場2016」に詳細を掲載しています。同レポートには、RDBMS、DBMSアプライアンス、Hadoopディストリビューション、データ分析/レポーティング、データウェアハウス(DWH)用DBMS、データ・マイニング、テキスト・マイニング、ETL、データ・クレンジング、データ・フェデレーション市場の国内全42ベンダーへの調査に基づいた2013~2014年度売上げ実績および2019年度までの売上げ予測を掲載しています。


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    ITR Market View:DBMS/BI市場2016

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