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プレスリリース

プロジェクト管理市場は安定した伸びを維持し2012年度は68億円にITRがプロジェクト管理、要件定義/要件管理、モデリング、テスト支援、構成/変更管理、統合支援/ALMの各市場の調査結果を発表
「ITR Market View:開発支援市場2013」を発行・販売開始

株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、プロジェクト管理、要件定義/要件管理、モデリング、テスト支援、構成/変更管理および統合支援/ALMを対象とした市場調査の結果および、SaaS型の動きが活発化しているプロジェクト管理市場の動向を発表します。また、国内30ベンダーへの調査をベースとしたこれらの市場動向と分析をまとめた市場調査レポート「ITR Market View:開発支援市場2013」を本日発刊します。

プロジェクト管理:2012年度もマイクロソフトの優位性は変わらず、市場は安定した伸びを維持
要件定義/要件管理:品質の向上や機能安全などの需要で、2012年度も9.4%増の見込み
モデリング:2012年度は12.6%増の予測、年平均成長率(CAGR)も8.4%と順調な伸び
テスト支援:上位ベンダーが軒並み売上げを伸ばし、2012年度も7.9%増と伸び率を維持
構成/変更管理:IBMがトップシェアを維持、2012年度も2011年度と同じく6.7%増と堅調
統合支援/ALM:2012年度は6.7%増の見込み、リーダー不在で激しいシェア争いの様相

プロジェクト管理市場は安定した成長を維持

本調査レポートにおいて、プロジェクト管理市場は、2011年度実績で前年度比6.7%増の65億7,000万円(出荷金額ベース)、2012年度は同3.7%増の68億1,000万円となると推定しています。同市場は、SaaS型製品の販売を強化しているベンダーが増加し、これまで導入に消極的であった中小企業への導入が進みつつあります。SaaSは金額が安価であることから、金額ベースの市場規模の伸び率は小さいものの、引き続き安定した成長を維持すると予想しています。

マイクロソフトの独占的なポジションは変わりませんが、2011年度は特に他の数社のベンダーが大きな伸びを示しており、またプロジェクトの徹底したコスト管理の観点からEVM(Earned Value Management)機能を組み込んだ製品が出始めるなど、市場の動きとしては活発化しています。同市場の年平均成長率(CAGR・2011~2016年度)は3.3%と安定した伸びを予測していますが、それ以上に中小企業への導入が急速に進めば、より市場が拡大する可能性もあります。


プロジェクト管理市場規模推移および予測

ITRのシニア・アナリストである広川智理は、「プロジェクト管理の重要性は以前から指摘され続けてきたことであり、リーマンショック以降は特にベンダー企業だけではなくユーザー企業や情報システム子会社においてもプロジェクトの失敗は今まで以上に許されなくなっています。そのため、この製品に対する潜在ニーズは非常に大きいと考えます」とコメントしています。

「ITR Market View:開発支援市場2013」のレポート概要

    発行日:2013年4月3日
    体 裁  :CD-ROM版(PDF/244ページ)
    発 行  :株式会社アイ・ティ・アール
    価 格  :17万3,250円(税込)

      対象分野
        プロジェクト管理/対象ベンダー数14社
        要件定義/要件管理/6社
        モデリング/6社
        テスト支援/13社
        構成/変更管理/3社
      統合支援/ALM/4社

掲載データ:市場規模実績(2010~2011年度)および予測 (2012~2016年度) マーケットシェア(2010~2012年度予測):ベンダー別、業種別、売上規模別
市場分析
ベンダー各社(30社)のプロファイル:
【調査項目】製品別売上高/製品別売上比率(チャネル別、業種別、OS別、企業売上規模別)/テスト支援機能一覧/戦略/初期導入時の平均モデル/主要ユーザー企業/人員構成 など、詳細データ

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