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プレスリリース

ソーシャル・メディアの分析ニーズにより、
2010年度テキスト・マイニング市場は前年比11.3%増
RDBMS、BIおよび帳票作成運用製品の国内市場を調査
「ITR Market View:DBMS/BI市場2012」を発行・販売開始

株式会社アイ・ティ・アール(本社:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内のリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)、ビジネス・インテリジェンス(BI)製品、および帳票作成運用製品を対象に国内41ベンダーを網羅した調査を行い、市場規模および動向分析をまとめ「ITR Market View:DBMS/BI市場2012」として発行しました。本日、BI市場のひとつを構成するテキスト・マイニング市場の2010年度の市場規模およびベンダーシェアを発表します。

ソーシャル・メディアの分析ニーズの高まりにより、2010年度のテキスト・マイニング市場は前年比11.3%増に拡大

2010年度の国内テキスト・マイニング市場の出荷金額は24億6,000万円、前年比11.3%増と拡大しました。企業において、従来のアンケート分析やビジネステキスト分析に加えて、ソーシャル・メディア(Facebook、Twitterなど)の分析ニーズが徐々に高まっており、2011年度はさらなる伸びが予測されます。

同市場のベンダーシェアを見ると、野村総合研究所の「TRUE TELLERシリーズ」が、機能の豊富さや長年のコンサルティング・サービスの実績から堅調に売上げを伸ばしており、また現在ソーシャル・メディア分析の高まりに合わせて、同分野の分析BPO/コンサルティング・サービスの提供を推進し、高いシェアを維持しています。

2位には、唯一SaaS形式によって安価で提供しているプラスアルファ・コンサルティングが急速にユーザーを拡大し、2010年度は前年比40.0%増と高い伸びを示しており、2011年度も引き続き大きく出荷金額を伸ばすと見込まれます。3位にはIBMが、従来製品「IBM Content Analytics」に加え、買収したSPSS製品が加わったことにより、提案の幅を拡大し、堅調な伸びを維持しています。

ITRのシニアアナリストである生熊清司は、「テキスト・マイニング市場は、企業におけるテキストデータへの分析ニーズが高まっていることから、今後も市場規模の拡大が予測されます。しかし、利用者の増加によって、テキスト・マイニングへのニーズが顕著化することで同時にオラクル、マイクロソフト、SAPなどの大手ソフトウェア・ベンダーや、さらにECやソーシャル・コミュニケーションの大手Webベンダーが参入してくることが考えられ、市場競争は激しくなると予想されます」とコメントしています。


国内テキスト・マイニング市場ベンダーシェア(2010年度・出荷金額ベース)
国内テキスト・マイニング市場ベンダーシェア(2010年度・出荷金額ベース)

「ITR Market View:DBMS/BI市場2012」のレポート概要

発行日:2012年1月18日
体裁:レポート版(A4判・平綴じ)/296ページ、またはCD-ROM版(全編PDFファイル形式で提供)
発行:株式会社アイ・ティ・アール
価格:レポート版 14万7,000円(税込)、CD-ROM版 29万4,000円(税込)


対象分野
        RDBMS市場

        BI市場
          ETL(Extract/Transform/Load)

          データ分析/レポーティング
          データウェアハウス用DBMS(パッケージ/アプライアンス)

          データ・マイニング

          テキスト・マイニング

          帳票作成運用市場


          掲載データ:
市場規模実績(2009~2010年度)および予測(2011~2015年度)
マーケットシェア(2009~2011年度予測):ベンダー別、業種別、売上規模別、提供形態別*(*対象市場のみ)
市場分析
ベンダー各社(41社)のプロファイル:
製品別売上高/製品別売上比率(チャネル別、業種別、OS別、企業売上規模別)/戦略/初期導入時の平均モデル/主要ユーザー企業/人員構成 など詳細データ

詳細な目次は「ITR Market View:DBMS/BI市場2012」に掲載
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