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プレスリリース

2010年度のSaaS型メール総合セキュリティ市場は、前年比21.0%増と大きく拡大
「ITR Market View:エンドポイント・セキュリティ市場2011」を発行・販売開始

株式会社アイ・ティ・アール(本社:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、エンドポイント・セキュリティに関連する国内市場規模および動向を調査し、「ITR Market View:エンドポイント・セキュリティ市場2011」としてまとめました。本レポートでは、マルウェア対策、ディスク暗号化、メール統合セキュリティ、Webメール、メール・フィルタリング、アンチスパム、メール・アーカイブ、メール誤送信防止、クライアントDLP(Data Loss Prevention:情報漏洩防止)の9分野のソフトウェア製品およびアプライアンス製品を対象としており、国内43ベンダーの製品を網羅しています。本日、本調査結果のなかから、国内SaaS型メール総合セキュリティ市場の調査結果を発表します。

2010年度のSaaS型メール総合セキュリティ市場は、前年比21.0%増と大きく拡大

国内メール総合セキュリティ市場の2010年度の出荷金額は176億円、前年比9.5%増となりました

2010年度の結果を提供形態別に見ると、パッケージとアプライアンスは微増だったのに対し、SaaS型は前年比21.0%増の高い伸びを示し、80億円となりました。自社で導入・運用してきたメッセージング・セキュリティ・システムを、コスト削減のためにSaaSに移行する企業が増えていることが背景にあります。

2010年度のベンダーシェアは、インターネットイニシアティブが、サービスメニューの豊富さと信頼性の高さから19.4%の高いシェアを維持し、2番手はシマンテック(旧メッセージラボのサービス)が、3番手にはNTTPCコミュニケーションズが続いており、各社ともに2010年度は高い伸びを示しています。


国内SaaS型メール総合セキュリティ市場ベンダーシェア(2010年度・出荷金額ベース)

 ITRのシニア・アナリストである舘野真人は、「メッセージング・セキュリティは、電子メールにまつわる脅威を水際で食い止めやすい、社内メールシステムの負担を軽減しやすいなどといった理由により、SaaS型製品への期待が高い分野です。なかでも、スパムメール対策を中心に複数の機能を統合したメール総合セキュリティ製品は、サービス・プロバイダーが複数ベンダーの製品を組み合わせてワンストップ・サービス化する動きが活発であることなどから、2010年度はSaaS型製品の出荷金額がオンプレミス型製品とほぼ並ぶ水準に達しました。メールシステムそのもののクラウド化が進展していることを考慮すれば、SaaS型製品への移行は2011年度以降も進むと見られます」とコメントしています。

「ITR Market View:エンドポイント・セキュリティ市場2011」のレポート概要

      発行日:2011年7月13日
      体裁    :レポート版(A4判・バインダー装丁)/296ページ、
                   またはCD-ROM版(全編PDFファイル形式で提供)
      発行    :株式会社アイ・ティ・アール
      価格    :レポート版 14万7,000円(税込)、CD-ROM版 29万4,000円(税込)


対象分野:
マルウェア対策市場
ディスク暗号化市場
メッセージング・セキュリティ市場
メール総合セキュリティ市場
Webメール市場 メール・フィルタリング市場
アンチスパム市場
メール・アーカイブ市場
メール誤送信防止市場
クライアントDLP(Data Loss Prevention:情報漏洩防止)市場

掲載データ:市場規模実績(2009~2010年度)および予測(2011~2015年度) マーケットシェア(2009~2011年度予測):ベンダー別、業種別、売上規模別*、製品分野別*、提供形態別*(*対象市場のみ)
市場分析
ベンダー各社(43社)のプロファイル:
製品別売上高/製品別売上比率(チャネル別、業種別、OS別、企業売上規模別)/戦略/初期導入時の平均モデル/主要ユーザー企業/人員構成 など詳細データ

詳細な目次は「ITR Market View:エンドポイント・セキュリティ市場2011」に掲載
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