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プレスリリース

国内ワークフロー市場は2008年度、2009年度ともに前年割れの見込み
「ITR Market View:コラボレーション市場2010」を発行・販売開始

株式会社アイ・ティ・アール(本社:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内コラボレーション市場規模および市場動向を調査し、「ITR Market View:コラボレーション市場2010」としてまとめました。本レポートは、グループウェア、ワークフロー、Web会議、テレビ会議の4つの製品分野を対象に調査しており、国内39社のソフトウェア・ベンダーの製品を網羅しています。本日、ワークフロー市場の調査結果を発表します。

2008年度、景気低迷の影響からワークフロー市場はマイナス成長、2009年度も連続下降の見込み

国内ワークフロー市場の2008年度の出荷金額は約27億円、前年比6.6%減となりました。この市場縮小の主要因は景気低迷によるIT投資の削減によるものですが、2009年度も市場規模は回復せず、同1.1%減を予想しています。2008年度のベンダーシェアを見ると、NTTデータ イントラマートがその機能の豊富さ、拡張性の高さから市場を牽引しており、トップを維持しました。僅差で2位となった富士電機システムズは、用途別に特化したワークフロー製品を提供しており、着実にユーザー数を拡大しています。エイトレッドは堅調に出荷金額を伸ばし3位につけています。


図. ワークフロー市場ベンダーシェア(2008年度・出荷金額ベース)
図. ワークフロー市場ベンダーシェア(2008年度・出荷金額ベース)

ITRのシニア・アナリストである三浦竜樹は、市場においては大きく3つの動きが見られるとしています。「1つは既存独自開発のワークフロー機能の簡易なWeb型ワークフロー製品またはインフラ系製品のアドオンへの移行、2つ目は、内部統制強化機能を備えたワークフロー製品への注目度の上昇、そして3つ目はベンダーのASP/SaaS提供への動きが見られます。これまでほぼパッケージ製品のみの同市場において、今後ASP/SaaSモデルが進展すれば、利用企業の裾野が拡大していくと期待されます」とコメントしています。

「ITR Market View:コラボレーション市場2010」のレポート概要

発行日 2010年3月31日
体裁 レポート版(A4判・バインダー装丁)/約280ページ、
またはCD-ROM版(全編PDFファイル形式で提供)
発行 株式会社アイ・ティ・アール
価格 レポート版 14万7,000円(税込)、CD-ROM版 29万4,000円(税込)

対象分野:
    グループウェア市場
    ワークフロー市場
    Web会議市場
    テレビ会議市場
掲載データ:
    市場規模実績(2007~2008年度)および予測(2009~2013年度)
    マーケットシェア(2007~2009年度予測):ベンダー別、提供形態別、業種別、OS別
    市場分析

    当該ソフトウェア・ベンダー39社のベンダー・プロファイル:
    【調査項目】製品別売上高/製品別売上比率(チャネル別、業種別、OS別、企業売上規模別、DBMS別)/戦略/初期導入時の平均モデル/人員構成/主要ユーザー企業 など

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