独立系ITコンサルティング・調査会社である株式会社アイ・ティ・アール(所在地:東京都新宿区、代表取締役:三浦 元裕、以下「ITR」)は、国内のETL/データ・プレパレーション市場規模推移および予測を発表いたします。
ETL/データ・プレパレーション市場の2024年度の売上金額は145億円、前年度比11.5%増となりました。2025年度も同11.0%増の伸びが予想されます。企業における生成AI活用の拡大やデータドリブン経営に対する意識の高まりを背景に、複数システムに分散した組織内のデータを統合的に管理し、データの品質や正確性を確保することの重要性が一段と高まっていることから、ETL/データ・プレパレーションの導入が着実に進んでいます。企業が保有するデータは増大化および多様化の一途をたどっており、経営戦略の意思決定を支える資産としてその価値は年々高まっています。これらの要因から、同市場のCAGR(2024~2029年度)は11.1%を予測しています。
※本調査におけるETL/データ・プレパレーションとは、データを活用するためにデータの加工・前処理・統合などを行う製品・サービス群で、ETL、データ・プレパレーションなどが含まれます。
図.ETL/データ・プレパレーション市場規模推移および予測(2023~2029年度予測)ITRのリサーチ・フェローである平井 明夫は、「従来、ETL/データ・プレパレーション製品・サービスは主にDWHを開発するIT技術者を対象としていましたが、近年ではビッグデータ解析を行うデータサイエンティストや、セルフサービスBIを利用する業務部門のユーザーまで利用対象が拡大しています。データ基盤を整備するニーズは今後も高まり、同市場は引き続き堅調に成長していくと予想されます」とコメントしています。
調査概要
今回の発表は、ITRが発行する市場調査レポート『ITR Market View:DBMS/BI市場2026』に詳細を掲載しています。同レポートには、DBMS市場(RDBMS市場)、BI市場(データ分析/レポーティング市場、DWH/データレイク用DBMS市場)、データ・マネジメント市場(ETL/データ・プレパレーション市場、データ・カタログ市場、データ品質市場)、レプリケーション市場、MDM市場、データ仮想化市場の全9分野を対象に国内37ベンダーへの調査に基づいた2023~2024年度売上実績および2029年度までの売上予測を掲載しています。