調査ハイライト
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データ分析/レポーティング市場のLeadingベンダーはSAP
データ分析/レポーティング市場の16ベンダーの製品/サービスに対して、ユーザーの利用動向およびベンダー売上金額シェアから、ベンダー・ポジショニング「ITR DatumiX」を示しました(図1)。市場を牽引しているSAP社は、同社のERP製品ユーザーに対する販売が順調であることから、売上金額のシェアでは他のベンダーを引き離してトップに位置し、ユーザーからも一定の期待を得ています。同じくLeadingベンダーに位置するシェア2位のオラクルは、ユーザー期待値指数が最も高く、今後の採用においてはユーザー企業から最も注目されているベンダーであることが明らかとなりました。
図1.ITR DatumiX:データ分析/レポーティング市場 -
今後採用するデータ分析/レポーティング製品の重視項目
データ分析/レポーティング製品を選定する際の項目を19項目あげ、それぞれに対して重要度合いを1〜5の5段階(1が軽視、5が重視)で回答を得え、平均値を重視度(指数)として示しました(図2)。データ分析/レポーティング製品の選定では、「製品ライセンスの価格」や「サポート契約の価格」などコスト面が上位にあがっていますが、「データ処理速度」「操作性の良さ」「データ分析力(分析手法の豊富さ)」などの性能や機能面が、ほぼ同等に重視されていることがわかりました。
図2.データ分析/レポーティング製品選定での重要項目
掲載データ
- 企業における各製品分野の導入状況と投資計画(業種別、従業員規模別)
- 企業における各製品分野における導入効果に対する評価(業種別、従業員規模別)
- 企業における各製品分野における製品の選定時の重要視項目(業種別、従業員規模別)
- 導入企業における主たる利用製品(業種別、従業員規模別)*
- 今後利用したい製品/サービス*
- 市場規模実績(2011〜2012年度)および予測(2013年度)*
- マーケットシェア(2011〜2013年度予測):ベンダー別*
- ITR DatumiX*
- データ分析/レポーティング製品の利用用途
- データ分析/レポーティング製品の利用データ
- データ分析/レポーティング製品導入により得られる効果
- 今後採用するデータ分析/レポーティング製品の重視項目
目 次
第1章 調査概要
- 1.1 はじめに
- 1.2 市場の定義
- 1.2.1 対象市場の定義
- 1.3 ユーザー調査の概要
- 1.3.1 ユーザーアンケート調査の概要
- 1.3.2 調査回答者プロファイル
- 1.4 ベンダー調査の概要
- 1.4.1 ベンダー調査の概要
- 1.4.2 市場規模算出での定義
- 1.5 ITR DatumiX(データミックス)
- 1.6 用語解説
- 1.7 総評
第2章 RDBMS市場動向
- 2.1 RDBMS市場(ユーザー調査)
- 2.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 2.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 2.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 2.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 2.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 2.1.6 調査総括
- 2.2 RDBMS市場(ベンダー調査)
- 2.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 2.2.2 調査総括
- 2.3 RDBMS市場ベンダーポジショニング
- 2.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第3章 DBMSアプライアンス市場動向
- 3.1 DBMSアプライアンス市場(ユーザー調査)
- 3.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 3.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 3.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 3.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 3.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 3.1.6 調査総括
- 3.2 DBMSアプライアンス市場(ベンダー調査)
- 3.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 3.2.2 調査総括
- 3.3 DBMSアプライアンス市場ベンダーポジショニング
- 3.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第4章 データ分析/レポーティング市場動向
- 4.1 データ分析/レポーティング市場(ユーザー調査)
- 4.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 4.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 4.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 4.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 4.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 4.1.6 調査総括
- 4.2 データ分析/レポーティング市場(ベンダー調査)
- 4.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 4.2.2 調査総括
- 4.3 データ分析/レポーティング市場ベンダーポジショニング
- 4.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第5章 DWH用DBMS市場動向
- 5.1 DWH用DBMS市場(ユーザー調査)
- 5.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 5.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 5.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 5.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 5.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 5.1.6 調査総括
- 5.2 DWH用DBMS市場(ベンダー調査)
- 5.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 5.2.2 調査総括
- 5.3 DWH用DBMS市場ベンダーポジショニング
- 5.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第6章 データ・マイニング市場動向
- 6.1 データ・マイニング市場(ユーザー調査)
- 6.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 6.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 6.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 6.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 6.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 6.1.6 調査総括
- 6.2 データ・マイニング市場(ベンダー調査)
- 6.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 6.2.2 調査総括
- 6.3 データ・マイニング市場ベンダーポジショニング
- 6.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第7章 テキスト・マイニング市場動向
- 7.1 テキスト・マイニング市場(ユーザー調査)
- 7.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 7.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 7.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 7.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 7.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 7.1.6 調査総括
- 7.2 テキスト・マイニング市場(ベンダー調査)
- 7.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 7.2.2 調査総括
- 7.3 テキスト・マイニング市場ベンダーポジショニング
- 7.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第8章 帳票作成運用市場動向
- 8.1 帳票作成運用市場(ユーザー調査)
- 8.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 8.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 8.1.3 企業において主に利用されている製品/サービス
- 8.1.4 今後利用したい製品/サービス
- 8.1.5 製品の選定時の重要視項目
- 8.1.6 調査総括
- 8.2 帳票作成運用市場(ベンダー調査)
- 8.2.1 市場規模およびベンダーシェア
- 8.2.2 調査総括
- 8.3 帳票作成運用市場ベンダーポジショニング
- 8.3.1 ポジショニング・マップおよび総括
第9章 ETL市場動向
- 9.1 ETL市場(ユーザー調査)
- 9.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 9.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 9.1.3 製品の選定時の重要視項目
- 9.1.4 調査総括
第10章 データ・クレンジング市場動向
- 10.1 データ・クレンジング市場(ユーザー調査)
- 10.1.1 企業における導入状況と投資計画
- 10.1.2 企業における導入効果に対する評価
- 10.1.3 製品の選定時の重要視項目
- 10.1.4 調査総括
第11章 データ分析/レポーティング製品の導入用途および効果
- 11.1 データ分析/レポーティング製品の利用用途 および利用データ
- 11.1.1 データ分析/レポーティング製品の利用用途
- 11.1.2 データ分析/レポーティング製品の利用データ
- 11.1.3 調査総括
- 11.2 導入により得られる各種効果
- 11.2.1 データ分析/レポーティング製品導入効果
- 11.2.2 調査総括
- 11.3 今後の製品選定での重視項目
- 11.3.1 データ分析/レポーティング製品選定での重視項目
- 11.3.2 調査総括
資料編
ユーザー調査の調査票
商品概要
- RDBMS
- DBMSアプライアンス
- データ分析/レポーティング
- DWH用DBMS
- データ・マイニング
- テキスト・マイニング
- ETL/データ・クレンジング
- 帳票作成運用
- 実施期間:2014年2月
- 調査方法:ITRの独自パネルを対象としたインターネット調査
- 調査対象:従業員100名以上の国内企業で情報システム系部門に属し、自社のデータ管理またはデータ分析関連製品の意思決定に関与する個人
- 有効回答数:396件
- 調査名:「ITR Market View:DBMS/BI市場2014」調査レポートからの転載
- 実施期間:2013年11月〜2014年1月
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