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【R-226036_50158989202】IT部門に求められるKPIアップデート

作成者: 株式会社アイ・ティ・アール|Mar 23, 2026 12:00:00 AM

1900年代半ばから企業のビジネス活動を支援してきた情報システムは、持続的にその重要度を増しており、現在は企業のビジネス価値創出やイノベーション推進を牽引する重要な役割を果たすに至っている。このような変化を受け、IT部門は昨今要求される適切なKPIマネジメントへのアップデートを行うことが求められる。

企業におけるITの位置づけ

企業活動におけるITの位置づけは、この数十年で質的な転換を遂げてきている。かつて情報システムは、会計処理や在庫管理、人事管理といった定型処理による社内業務の効率化を目的に整備されてきた。しかし、21世紀以降、インターネットの定着に加え、クラウド、モバイル、データ活用技術の進展によって、ITは業務を遂行するうえでの中核的な要素へと位置づけが変化した。現在では、デジタルチャネルを通じた顧客体験やデータドリブンな意思決定が競争力を左右し、ITは価値創出の源泉であり、業種によってはビジネスそのものとなる存在へと変化している。このような環境の下、IT部門に求められる役割も、業務の効率化や高度化を実現する「オペレーション基盤」から、企業成長を牽引する「価値創出ドライバ」へと変容することが期待されている。

図1.企業ITの位置づけの変化

出典:ITR