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title: 【I-313071_6962988546】10年後の組織運営を支えるIT部門
description: 企業におけるビジネスや業務の遂行形態および組織運営のスタイルと、それを支えるITの役割は今後大きな変化が予想される。このような変容は、ITサービスの提供形態やIT部門の役割に影響を及ぼすこととなろう。未来の組織運営のあり方を見据えて、IT部門が実現していかなければならない変革を提言する。
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[レポート・ライブラリ｜株式会社アイ・ティ・アール ](https://www.itr.co.jp/report-library)

# [【I-313071_6962988546】10年後の組織運営を支えるIT部門](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071)

 作成者: [株式会社アイ・ティ・アール](https://www.itr.co.jp/report-library/author/株式会社アイ-ティ-アール)｜Sep 28, 2023 1:32:28 AM

これまでのIT部門の取り組みと成果とは

企業の組織運営はどのように変化していくのか

企業ITとIT部門に求められる変革とは

企業におけるビジネスや業務の遂行形態および組織運営のスタイルと、それを支えるITの役割は今後大きな変化が予想される。このような変容は、ITサービスの提供形態やIT部門の役割に影響を及ぼすこととなろう。未来の組織運営のあり方を見据えて、IT部門が実現していかなければならない変革を提言する。

## 構成

- これまでのIT部門の成果と課題
  
    - [IT部門がこの10年で残した成果 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_1_1)
    - [積み残した大きな課題 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_1_2)
    - [遅々として進まない変革 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_1_3)
    - [現在のIT部門が抱える三重苦 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_1_4)
- 今後予想される環境変化
  
    - [組織の未来を映す2つのキーワード ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_1)
    - [予測①：さらなるグローバル化の進展 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_2)
    - [予測②：就労者と就労形態の多様化 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_3)
    - [予測③：トライブ化する組織と人材 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_4)
    - [予測④：デュアルOS型組織への対応 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_5)
    - [予測⑤：大きな意思決定のオープン化 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_6)
    - [予測⑥：小さな意思決定の自動化 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_2_7)
- 企業ITに求められる要件
  
    - [ビジネス環境の変化に対する俊敏性 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_3_1)
    - [多様なワークスタイルを支えるIT ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_3_2)
    - [組織マネジメントの複雑化への対応 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_3_3)
    - [加速する所有から利用へのシフト ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_3_4)
- IT部門に求められる変革
  
    - [迫られるソーシング戦略の見直し ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_4_1)
    - [IT部門の存在価値の再定義 ](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_paragraph_4_2)
- [結論](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071?hs_amp=true#anc_conclusion)

## IT部門がこの10年で残した成果

将来のIT部門の目指すべき姿を考えるにあたって、まずは過去と現在の課題について触れておきたい。ITRでは、2012年12月に、企業におけるITに対する姿勢、推進体制、システムの整備状況、運用プロセスに関する状況を問うIT戦略推進動向調査を行った（[ITR Review 2013年5月号「この10年でIT部門が失ったもの」#R-213051](https://www.itr.co.jp/report-library/r-213051)）。実は、ここでの36問に及ぶ質問項目は、ITRが2001年12月に実施したIT戦略アンケートとほぼ同じ内容をあえて用いた。

IT部門が取り組んできた活動や施策のなかで大きな成果をあげた点は、個人情報保護法に関わるセキュリティ関連の制度やルールの整備、J-SOX法への対応をきっかけとした内部統制に関わる規定策定といった領域である。コンピュータの利用基準（図左）、インターネットや電子メールの利用基準ついては、「文書で定義し、一定期間で見直している」と回答した企業は約2割の実施率が5割以上へと同様の増加傾向が表れており、ルールや基準の明文化および見直しといったITの運営管理に関する制度・プロセス・規定の整備はこの11年の間に大きく進展したといえる。

また、システム監査の実施率についても、2001年は専門の外部機関への委託と社内実施を合わせても18.9%にとどまっていたのに対して、2012年には68.0%となっており、ほぼ定着したといえる（図右）。

[完全な記事を表示](https://www.itr.co.jp/report-library/i-313071)

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