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プレスリリース

2009年度のCRM市場は、SaaS市場が前年比15.0%増の拡大を見せ、パッケージ市場を上回る
CRM、ECサイト構築管理、FAQ作成管理、レコメンデーション製品の国内市場を調査
「ITR Market View:CRM市場2011」を発行・販売開始

株式会社アイ・ティ・アール(本社:東京都新宿区、代表取締役:内山悟志、以下「ITR」)は、国内のCRM(顧客関係管理)、ECサイト構築管理、FAQ作成管理、およびレコメンデーション製品を対象に国内53ベンダーを網羅した調査を行い、市場規模および動向分析をまとめ「ITR Market View:CRM市場2011」として発行しました。本日、提供形態別に見たCRM市場の市場規模推移を発表します。

2009年度のCRM市場は、SaaS市場が前年比15.0%増の拡大を見せ、パッケージ市場を上回る

国内CRM市場の2009年度の国内出荷金額は、191億1,000万円、前年比2.5%増となりました。パッケージとSaaSの提供形態別で比較すると、2009年度はパッケージ市場が前年比7.9%減(93億9,000万円)であったのに対し、SaaS市場は同15%増(97億2,000万円)と大きな伸びを維持し、SaaS市場が初めてパッケージ市場を上回る結果となりました。この傾向は2010年度も続き、SaaS市場のシェアは上昇すると見ています。SaaS型CRM市場においては、2009年度もセールスフォース・ドットコムが30%強のシェアを維持し、市場を牽引しています。また、エイケア・システムズ、パイプドビッツ、シナジーマーケティングなどのメール送信を中核とする製品の伸びが著しく、市場の拡大に大きく貢献しています。

ITRのシニアアナリストである甲元宏明は、「CRMは、SaaSまたはパブリック・クラウドにおいて最も注目されている市場のひとつです。2009年度、SaaS型のCRM市場がパッケージ市場を上回った要因としては、初期投資を抑制し、資産取得を回避する企業が多いこと、また、SaaSを活用した国内ユーザー企業の事例が多く紹介され、SaaS/パブリック・クラウドに対してネガティブな意見をもつ企業が減少していることがあげられます。すべてのシステム領域で採用する企業が増えるとはいえませんが、少なくともSaaS/パブリック・クラウドを検討対象から外す企業は激減するでしょう」とコメントしています。


図.国内CRM市場:提供形態別出荷金額およびシェア推移(2008年度~2010年度)

「ITR Market View:CRM市場2011」のレポート概要

発行日 2011年1月20日
体裁 レポート版(A4判・バインダー装丁)/約400ページ、
またはCD-ROM版(全編PDFファイル形式で提供)
発行 株式会社アイ・ティ・アール
価格 レポート版 19万9,500円(税込)、CD-ROM版 39万9,000円(税込)

対象分野:
      CRM市場
          コンタクトセンター
            - WFM(Workforce Management)

            - モニタリング評価

            - コンタクトセンター支援


            SFA/SFE マーケティング
              - メール送信

              - メール処理

              - マーケティング管理


              フィールドサービス

              ECサイト構築管理市場

              FAQ作成管理市場

              レコメンデーション市場


              掲載データ:
市場規模実績(2008~2009年度)および予測(2010~2014年度)
マーケットシェア(2008~2010年度予測):ベンダー別、業種別、OS別、提供形態別、適用分野別
市場分析
当該ソフトウェア・ベンダー53社のベンダー・プロファイル:
【調査項目】製品別売上高/製品別売上比率(チャネル別、業種別、OS別、CRM適用分野別、企業売上規模別、DBMS別)/戦略/初期導入時の平均モデル/人員構成/主要ユーザー企業  など

詳細な目次は「ITR Market View:CRM市場2011」に掲載
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